ロボットの使用中に、アラート、警告、エラー等の様々な状況が発生する場合があります。ユーザー自身で解決することができる場合もありますが、ロボットの管理および保守/修理の目的でロボットの使用履歴を収集する必要がある場合もあります。Doosanロボットには、ログ機能とロボットをリセットするための初期化機能があります。
このコースでは、Doosanロボットが提供するログ機能と工場初期化機能の使用方法を紹介します。
ログメッセージ機能を使用すると、ロボットの使用中に記録されたログを表示できます。ログメッセージは、[設定] の [ログ] タブにあります。
ログに記録されたログは、日付で検索できます。
フィルタ機能を使用して、ログを各カテゴリ毎に検索することができます。
取得したログを選択すると、以下の様にログの詳細が表示されます。
システムログをエクスポートすると、目的のログをUSBストレージデバイスに保存できます。
エクスポートできるログの種類は次のとおりです。
下部の [エクスポート] ボタンを押して、USBストレージデバイスに保存します。
工場初期化機能により、ロボットを購入時と同じ初期状態にすることができます。
[初期化] ボタンを押すと、タスクや各種設定、ログファイルなどのデータがすべて削除されます。
[削除] ボタンを押すと、ロボットの使用中に記録されたログファイルのみが削除されます。
このコースでは、Doosanロボットが提供するログ機能および工場初期化機能の使用方法を紹介しました。ログ機能を使用すると、ロボットの使用中に記録されたログを検索やエクスポートが可能で、工場初期化機能を使用すると、すべてのログとデータを削除できます。詳細については、マニュアルを参照してください。
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